見出し画像

世代を超えた繋がりが未来を切り拓く:自然科学科ホームカミングデー2024実施報告

2024年11月3日、自然科学科同窓会さきがけは、東京都市大学世田谷キャンパスにおいて、自然科学科の第三回目となるホームカミングデーを開催しました。当日は東京都市大学主催の世田谷祭も併せて開催され、多くの方がたにご参加いただくことができました。13:30から21C教室にて行われた講演会には、予想を上回る幅広い年代の卒業生、現役学生、そして教職員の方々にお越しいただき、またラウンジオークでの懇親会では、参加者の皆様が一堂に会し交流することができ、学科の繋がりを改めて実感する素晴らしい一日となりました。

🖊️ ライター
自然科学科同窓会さきがけ 依田未紗稀

さきがけ会長/2017年卒/趣味:ゲーム・ジェルネイル・料理

参加者全員で集合写真

今回のホームカミングデーは、世代を超えた交流を促進するため、現役学生、卒業生、教員の活躍を共有するプログラムを展開しました。まず、参加者の心を掴んだのは、自然科学科学生会会長の安藤さんによるご講演です。コロナ禍で活動が停滞していた学生会を、見事に復活させた安藤さんの熱意と努力は、参加者全員に深い感動を与えました。

卒業生のご講演では、2013年に自然科学科をご卒業後、現在は帯広畜産大学獣医学研究部門で古生物学・形態学をご研究されている主森亘さまにご登壇いただきました。普段なかなか触れる機会のない古生物学の世界を、楽しく分かりやすく解説していただき、会場は大いに盛り上がりました。

特別講演では、二人の先生にご講演いただきました。一人目は、東京大学大気海洋研究所でのご研究を経て、現在は生物地球科学研究室の准教授としてご活躍されている田中健太郎先生です。地球規模の環境変動や生態系に関する最先端の研究についてお話いただきました。二人目は、理化学研究所、東京理科大学でのご研究を経て、現在は実験原子核物理研究室の准教授である西村太樹先生です。原子核物理というミクロの世界の探求について、熱意あふれる講演をいただきました。

プログラム終了後にはラウンジオークにて軽食をご用意し、参加者どうしが自由に交流できる交流の場を提供いたしました。世代が違っても、同じ学科で学んだ同窓生どうしのため自然と会話が弾み、旧友との再会を喜び合う姿や、新たな繋がりを築く姿が見られました。

講演・発表の様子

参加者からは「楽しかった」「昔と変わらない先生がたとお話できた」「懐かしい卒業生の元気な姿を見ることができてよかった」「卒業生の活躍をもっと知りたい」「世田谷キャンパスの雰囲気の変化に驚いた」という声が多く頂き、今回のイベントが同窓生にとって有意義な時間となったのではないかと思います。特に「卒業生、学生、教員の強いつながりを感じた」という意見が多く、世代を超えた交流にもお役に立てたのであれば幸いです。「さきがけ」は、コロナ禍を経て、新しい活動に向けて準備を進めてきました。今回のホームカミングデーを通じて、大切な人にもう一度会えるきっかけになっていれば、と思います。学科の深いつながりを大切にし、世代を超えた交流を促進するホームカミングデーを、これからも継続していくことを目指しています。

懇親会

ホームカミングデーの開催にあたり、企画・運営にはさきがけのスタッフのみならず、自然科学科の教員、東京都市大学事務局、東京都市大学校友会事務局、世田谷祭実行委員会のみなさまにご協力をいただきました。そしてスムーズな運営には自然科学科学生会の皆様にご尽力をいただきました。すべての皆さまにこの場をお借りしまして、心よりお礼を申し上げますとともに、今後とも同窓会活動へのご理解、ご協力くださいますようお願い申し上げます。

スタッフ全員で